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2006年7月 2日 (日)

冢田大峯『隨意録』

隨意録  八卷  冢田大峯著
 本書は經子史傳文藝より俚言俗事に、至るまで、見聞する所,感する所、逐次之を筆録せる者にして、記事博雜多樣なり。本書第八卷に、虎也今年八十三、獪業讀書。の文あり、又季子愿の跋に、文政己丑の春、剞〓工成る、然れども翁今年八十五、耳目猶全く、日夜筆研を離れず、孳々汲々たり、則ち豈今より其録する所幾十倍なるを識らんや云云と。其の老いて益々壯なりしを知るに足れり。所收本は文政十二年の刊本による。
 著者大峯は名は虎、字は叔貔、通稱は多門。信濃の人なり。初め父に學びて程朱の學を奉せしが、後自ら古今の書を研究し、一家の見を立つ。紀尾兩侯その門に學ぶ、寛政異學の禁の令あるや、上書して其不可を論ず、言極めて激切なり。後、尾藩の明倫堂督學に擢んてらる。天保三年に歿す、年八十八。冢註論語、論語群疑考、冢註六記、孟子斷、荀子斷、聖道合語、聖道辨物等、著述多し。
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